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113 千歳第3ダム【札幌開発建設部】治水100年

石狩川治水に係わる主な事業

113 千歳第3ダム

民間による千歳川の水力発電開発

王子製紙苫小牧工場は、新聞用紙を製造するために必要な電力を供給するため、明治43年から昭和16年にかけて、千歳川に5カ所の水力発電所を建設した。千歳川上流は水力発電に適し、支笏湖周辺は製紙原木が豊かに茂っていたことから、大規模な電力開発に乗り出したのだ。
支笏湖から流れ出た千歳川をせき止め、まず「千歳第一発電所」が竣功。ここで発電に使った流水を利用して、下流に第2・第5発電所が建設された。発電所の建設に際し、建設資材を運ぶため、明治41年に馬車軌道が敷設された。この鉄道は一般の人も乗せるようになり、支笏湖観光のための重要な道として多くの人に利用されたという(昭和26年廃止)。千歳市の水明郷地区を流れる千歳川をせき止める千歳第3ダムは、「千歳第3発電所」の主要施設で、第4ダムとともに、5つの発電所の取水施設のなかで、高さ23.6mをほこる重力式コンクリートダムで、大正7年に竣功した。昭和11年に出力を変更し、現在は最大出力3,300kWの発電が可能になっている。
  • 千歳第3ダム(札幌開発建設部蔵) 千歳第3ダム(札幌開発建設部蔵)
明治43年頃
  • 千歳第3ダム(札幌開発建設部蔵) 千歳第3ダム(札幌開発建設部蔵)
所在地
  • 千歳市水明郷 千歳市水明郷

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