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115 野花南ダム【札幌開発建設部】治水100年

石狩川治水に係わる主な事業

115 野花南ダム

北海道のダムのはじまり

初代の野花南ダムは、初のダム式発電所として、大正7年、芦別を流れる空知川に建設された。富士製紙(王子製紙と合併)が電力の供給のために建設したが、はじめての試みゆえに難工事で工事は大幅に遅れたという。しかし当時の土木技術の粋をつくし、多くの技術者達の注目を集めた。発電ダムの竣功では、下芦別地区に電灯がともるなど、住民も最新技術の恩恵を受けた。また8年には奔茂尻発電所も完成し、ふたつの発電所は空知大滝に次ぐ芦別の名勝として、絵ハガキになるほど人気だった。
野花南ダムはその後、老朽化が進んで安全性に問題があり、また昭和42年に「金山ダム」が完成したことから、空知川水系再開発の一環として新発電所が建設されることになった。取水のための新野花南ダムは、高さ30mで鋼製のローラーゲート7門で、昭和46年に竣功した。この発電所は、上流の金山発電所と効率的に運用され、電力はおもに道央方面に供給されている。ダム湖の野花南湖のほとりには、キャンプ場もそなえた自然豊かな「上芦別公園」があり、市内外から多くの人が訪れている。
  • ローラーゲート7門の迫力あるダム ローラーゲート7門の迫力あるダム

    (札幌開発建設部蔵)

明治43年頃
  • 野花南ダム
所在地
  • 芦別市上芦別町 芦別市上芦別町

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