骨材製造
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骨材製造
原石山から採取した原石を砂や砂利の骨材にします。砂は細骨材、砂利は粗骨材といいます。原石はドロや粘土分を洗い流し、粉砕した後にふるい分けられます。骨材製造設備の他にも、汚れた水を再利用する濁水処理設備や骨材の貯蔵設備があります。
品質のやや劣る原石は品質改善とし自走式ふるい分け機によるふるい分けにより、強風化部を除去しました。その結果、コンクリートの品質の向上が可能になるとともに、これまで骨材用原石として使用されなかった岩石の有効利用が、コスト縮減方策として評価され「平成26年度全建賞」を受賞しました。
品質のやや劣る原石は品質改善とし自走式ふるい分け機によるふるい分けにより、強風化部を除去しました。その結果、コンクリートの品質の向上が可能になるとともに、これまで骨材用原石として使用されなかった岩石の有効利用が、コスト縮減方策として評価され「平成26年度全建賞」を受賞しました。
製造された骨材はダム工事現場に運搬され、場内にある貯蔵設備に備蓄された後、コンクリートを製造します。
- <骨材工区の全景写真>
<骨材製造プラントの各設備>
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(1)受入設備
運搬した骨材を受け入れる施設です
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(2)洗浄設備
砕いた岩石を水洗いし、ドロや粘土分を洗い流します
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(3)二・三次破砕設備
岩石を骨材に適した大きさに順次破砕する設備です
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(4)篩分設備
砕いて細かくなった岩石をふるい分けします
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(5)製砂設備
砕石から砂を製造します
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(6)粗骨材貯蔵設備
粒度の大きい骨材を貯蔵する倉庫です
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(7)細骨材貯蔵設備
粒度の小さい骨材を貯蔵する倉庫です
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(8)汚濁水処理設備
工事で発生した水を薬品等を使ってきれいにし、再利用するための設備です