土木遺産 函館漁港 船入澗防波堤(石積防波堤)
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土木遺産 函館漁港 船入澗防波堤(石積防波堤)
函館漁港の船入澗防波堤は、廣井勇博士の設計・監督の下、明治32(1899)年4月に完成した北海道における港湾修築の先駆的な構造物です。本防波堤は石積の防波堤として設計され、函館港の軍事要塞であった弁天岬台場の解体により発生した石材が多く使用されています。
また、基礎のコンクリートブロックは、日本人施工による最も初期の海洋コンクリートブロックとされており、歴史的、技術的、景観的な価値を有する構造物として、土木学会の「選奨土木遺産」や水産庁「未来に残したい漁業漁村の歴史的文化財百選」等に選定されています。
また、基礎のコンクリートブロックは、日本人施工による最も初期の海洋コンクリートブロックとされており、歴史的、技術的、景観的な価値を有する構造物として、土木学会の「選奨土木遺産」や水産庁「未来に残したい漁業漁村の歴史的文化財百選」等に選定されています。
- 石積防波堤と灯台
- 石積防波堤と夕日
- 石積防波堤と函館山
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船入澗防波堤(石積防波堤)の断面図
資料:「函館港改良工事報文」(北海道庁函館支庁、明治32年)の図に加筆
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