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船入澗防波堤(石積防波堤)補修について

船入澗防波堤(石積防波堤)補修

船入澗防波堤の補修

船入澗防波堤は、竣工から100年以上が経過していることから、堤頭部の崩落、それに伴う内部の空洞化、堤頂部の崩落、多数の不安定な石材等が確認されました。このため、平成23年8月から修復工事に着手し、平成25年3月に完成しました。
修復には、防波堤としての機能、土木遺産としての価値を維持するため、現状維持を基本として補修されました。
北側先端部の修復
  • 修復前の船入澗防波堤北側先端部の写真 修復前
  • 修復後の船入澗防波堤北側先端部の写真 修復後
南側先端部の修復
  • 修復前の船入澗防波堤南側先端部の写真 修復前
  • 修復後の船入澗防波堤南側先端部の写真 修復後
船入澗防波堤の補修工事

工事では、崩落した南北堤頭部及び崩壊の進行した胸壁を解体し、堤頭部は新規ブロックでの補強などで崩落面を修復、胸壁は不足の石材を同種石材で補いつつ、堤頂部まで修復しました。

南側堤頭部は、築造時の形状が残存していたため、水中部の基礎ブロックを大型一体化した以外は築造当初の外観で修理しました。

北側堤頭部は、澗口側のブロック1列と上部の石積堤体が崩落していたため、漁船航行への支障とならないように、崩落面を塞ぐ形状で修理しました。また、中詰め石材が崩落していた堤体中央部に補強用ブロックを配置して堤頭部の安定を確保しました。

さらに、灯台は消失した灯標等を当初の外観に修復しました。そのほか、係船石の修理、北防波堤への通路確保の工事等を実施しました。

補修前の状況
  • 船入澗防波堤の補修前の状況写真
補修工事の工種フロー図と写真
  • 補修工事の工種フロー図
  • 石積み撤去作業の写真 写真1 石積み撤去
  • 灯台撤去作業の写真 写真2 灯台撤去
  • 基礎ブロック撤去作業の写真 写真3 基礎ブロック撤去
  • 基礎ブロック製作作業の写真 写真4 基礎ブロック製作
  • 間知石製作(種石)作業の写真 写真5 間知石製作(種石)
  • 間知石製作(整形)作業の写真 写真6 間知石製作(整形)
  • 石積み作業の写真 写真7 石積み
  • 灯台設置作業の写真 写真8 灯台設置

船入澗防波堤の補修材料の選定

船入澗防波堤は、竣工から100 年以上が経過しておりましたが、間知石は一部の破損した物を除き、殆どが当時のまま現役で機能しています。破損した部分に使用する石材については、、強度などのほか、色合いやキメの細かさ、濡れたときの色なども考慮に入れ選定し、七飯産の石材を採用しました。

  • 補修石材の選定した写真

お問合せ先

築港課

  • 電話番号:0138-42-7635 、 0138-42-7642  0138-42-7153

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