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世界遺産とは?

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2005年7月知床が世界自然遺産に!!

 北海道の東北端、オホーツク海と根室海峡に挟まれた知床半島。1,000mを超える知床連山を境界に網走、根室の両支庁に分かれています。
 貴重な動植物や自然景観が今も手付かずの状態で残る世界的にも貴重な地域です。
 2005年7月14日、知床が国内3番目の「世界自然遺産」として登録されました。「地の果て」と言われる知床の豊かな自然を、私たちは未来永劫守り続けて行かなければなりません。

世界遺産とは

 1972年11月16日の第17回ユネスコ総会にて採択された、「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する国際条約」のことを世界遺産条約といいます。この条約に基づき、人類全体の宝として「世界遺産リスト」に記載されたものを「世界遺産」と称しています。
 世界遺産には、優れた普遍的価値を持つ建築物や遺跡などを対象にした「文化遺産(Cultural Heritage)」、優れた価値を持つ地形や生物、景観などを有する地域を対象にした「自然遺産(Natural Heritage)」、文化・自然両方の価値を兼ね備えているものを対象にした「複合遺産(Cultural and Natural Heritage)」があります。

世界遺産条約の概要

名称
「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する国際条約(Convention for the Protection of the World Cultural and Natural Heritage)」(ユネスコ第17回総会にて1972年11月16日採択、1975年12月17日発効)
目的
 世界の文化遺産及び自然遺産を保護するため、保護を図るべき遺産をリストアップし、締約国の拠出金からなる世界遺産基金により、各国が行う保護対策を援助する。
世界遺産の定義
自然遺産 世界的な見地から見て観賞上、学術上又は保存上顕著な普遍的価値を有する特徴ある自然の地域、脅威にさらされている動植物種の生息地、自然の風景地等を対象。
文化遺産 世界的な見地から見て歴史上、美術上、科学上顕著で普遍的価値を有する記念工作物、建造物、遺跡等を対象。
複合遺産 自然遺産と文化遺産との両面の価値を有するものを対象。

世界自然遺産『知床』の概要

 登録地域は「人為の影響を受けていない核心的な地域(核心地域)」と、「核心地域の緩衝帯としての役割を果たす地域(緩衝地域)」の2種類に区分し、「知床」の世界自然遺産としての価値を将来にわたって維持していくことを目標としています。
核心地域
 遠音別岳原生自然環境保全地域全域、知床国立公園特別保護地区、同第1種特別地域、知床森林生態系保護地域保存地区、国指定知床鳥獣保護区特別保護地区によって構成されています。
緩衝地域
 核心地域の周辺と海岸線から沖合3kmの海域を含む地域で、知床国立公園特別保護地区、第1種、第2種、第3種特別地域及び普通地域、知床森林生態系保護地域の保全利用地区、国指定知床鳥獣保護区によって構成されています。
  • 知床世界遺産登録区域マップ
国 名 日本国
地域名 北海道
遺産名 知床
位 置 知床半島中央部から先端部にかけた陸域とその周辺海域
北緯:43度56分58秒~44度21分08秒
東経:144度57分57秒~145度23分02秒
面 積 核心地域:34,000ha
緩衝地域:37,100ha
合  計:71,100ha(2005年7月現在)

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