知床に生きる
知床いろいろINDEX
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知床に生きる命たち
原始の様相を数多く残す知床には、多くの野生生物達が命の営みを続け、高山植物の種類は233種を数え、半島全体では800種以上の植物が原生の森を形づくっています。
陸上動物では、世界的にも高密度で生息するヒグマや、オオワシ、シマフクロウといった希少種をはじめとする260種以上の鳥類が見られ、沿岸海域ではクジラやシャチ、トド、アザラシといった海性哺乳類の姿も見ることができます。
また、河川を遡上するサケ・マスの群れや、それを補食するヒグマの様子も見ることができます。
陸上動物では、世界的にも高密度で生息するヒグマや、オオワシ、シマフクロウといった希少種をはじめとする260種以上の鳥類が見られ、沿岸海域ではクジラやシャチ、トド、アザラシといった海性哺乳類の姿も見ることができます。
また、河川を遡上するサケ・マスの群れや、それを補食するヒグマの様子も見ることができます。
哺乳類
- ヒグマ
- ゴマフアザラシ
- エゾシカ
- キタキツネ
- トド
鳥類
- シマフクロウ
- オオワシ
- オジロワシ
- クマゲラ
- ウミウ
魚
- 遡上するサケ
植物
- チシマゲンゲ
- チシマザクラ
- ヒカリゴケ
知床で保護されている野生生物
■国指定天然記念物
動植物(生息地、繁殖地、渡来地および自生地を含む)、地質鉱物(特異な自然現象の生じている地域を含む)でわが国にとって学術価値の高いもののうち重要なものを保存することを目的とし、文部科学大臣が「文化財保護法」(1950年5月30日公布)に基づき指定するものです。
知床に生息する動物のうち、4種の鳥類ならびに1種のチョウ類が天然記念物に指定されています。
動植物(生息地、繁殖地、渡来地および自生地を含む)、地質鉱物(特異な自然現象の生じている地域を含む)でわが国にとって学術価値の高いもののうち重要なものを保存することを目的とし、文部科学大臣が「文化財保護法」(1950年5月30日公布)に基づき指定するものです。
知床に生息する動物のうち、4種の鳥類ならびに1種のチョウ類が天然記念物に指定されています。
鳥類 | ●オジロワシ(1970年1月23日指定) ●オオワシ(1970年1月23日指定) ●シマフクロウ(1971年5月19日指定) ●クマゲラ(1965年5月12日指定) |
チョウ類 | ●カラフトルリシジミ(1967年5月2日指定) |
■国内希少野生動植物種
日本国内に生息または生育する絶滅のおそれのある野生生物の種であって、「絶滅のおそれのある野生生物の種の保存に関する法律」に基づき、政令で定められている物です。
知床に生息する動物のうち、オジロワシ、オオワシ、シマフクロウ等が国内希少野生動植物種に定められており、捕獲や殺傷、譲渡しなどが禁止されています。
日本国内に生息または生育する絶滅のおそれのある野生生物の種であって、「絶滅のおそれのある野生生物の種の保存に関する法律」に基づき、政令で定められている物です。
知床に生息する動物のうち、オジロワシ、オオワシ、シマフクロウ等が国内希少野生動植物種に定められており、捕獲や殺傷、譲渡しなどが禁止されています。