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24 月寒川・望月寒川【札幌開発建設部】治水100年

石狩川治水に係わる主な事業

24 月寒川・望月寒川

逆川と呼ばれた最下流の切り替え

かつて「つきさっぷ」と呼ばれた月寒川には、もうひとつ名前があった。
春の雪解けや大雨が降って豊平川が増水すると、水位の低い月寒川に逆流するため、その状態を見た住民が月寒川最下流を「逆川(さかさがわ)」と呼んだ。望月寒川は、菊水付近でこの逆川に合流していた。この流域は泥炭層で、厚さ6mにも及んでいるのが特徴だ。
戦後の急激な人口増加を背景に、月寒川は下流の曲がりくねった部分を直線化し、望月寒川は新水路で月寒川に合流させる工事が昭和40年から進められた。合流地点付近には河道を安定させるため、昭和41年に床止工を月寒川と望月寒川に各1基施工した。内水対策には、望月寒川との合流点に「月寒川排水機場」を建設(昭和49年~51年完成)、史上最大の昭和56年洪水に効果を発揮して、被害の軽減に大きく貢献した。
明治27年に米里水門が設置され、田んぼに用水を送りつづけたかつての月寒川最下流・逆川は、今も豊水大橋上流右岸にわずかながら面影をとどめている(逆川河川敷)。
  • 望月寒川を合わせて豊平川に注がれる 望月寒川を合わせて豊平川に注がれる

    (石狩川開発建設部蔵)

昭和35年頃
  • 開発が進む住宅地を流れる月寒川 開発が進む住宅地を流れる月寒川

    (札幌河川事務所蔵)

所在地
  • 札幌市白石区米里付近 札幌市白石区米里付近

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