30 早苗別川水門【札幌開発建設部】治水100年
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石狩川治水に係わる主な事業
30 早苗別川水門
発展著しい江別早苗別地区の内水対策
道立野幌森林公園の東丘陵を水源に、千歳川と並行して江別市街を抜け、千歳川に合流する早苗別川。この流域は、洪水時に石狩川の高い水位の影響を受けて内水氾濫がたびたび発生し被害を受けていた。早苗別川下流は、江別の中心街に隣接し、宅地化が進んでいることから、昭和50・56年洪水を契機に、早苗別川放水路と早苗別川水門を建設し、昭和61年に完成した。
早苗別川水門は幅15mの水門ゲートが2門ある大規模な水門で、洪水時には水門を閉めて千歳川の逆流を防ぎ、ふだんは水門を開けて放水路と千歳川を無理なく合流させる。
この施設をもってしても浸水被害は収まらず、江別市の都市計画で住宅地が拡大することから、平成10年に早苗別排水機場を早苗別川水門上流に建設した。排水機場は水門と連携して、50年に一度の大雨でも被害を床下浸水に抑えることが可能だ。一連の施設は、レンガ色で統一され、「れんがのまち」を象徴する風景をかもし出している。
早苗別川水門は幅15mの水門ゲートが2門ある大規模な水門で、洪水時には水門を閉めて千歳川の逆流を防ぎ、ふだんは水門を開けて放水路と千歳川を無理なく合流させる。
この施設をもってしても浸水被害は収まらず、江別市の都市計画で住宅地が拡大することから、平成10年に早苗別排水機場を早苗別川水門上流に建設した。排水機場は水門と連携して、50年に一度の大雨でも被害を床下浸水に抑えることが可能だ。一連の施設は、レンガ色で統一され、「れんがのまち」を象徴する風景をかもし出している。
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地域のランドマークにもなっている
(石狩川振興財団蔵)
現在
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早苗別排水機場と早苗別川水門
(石狩川振興財団蔵)
所在地
- 早苗別川放水路の千歳川合流点