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21 豊平川新水路【札幌開発建設部】治水100年

石狩川治水に係わる主な事業

21 豊平川新水路

いくつかの候補のなかから最適ルートに建設

札幌市を貫流する母なる豊平川は、下流の東雁来から石狩川へ合流するまでの6.42kmの区間、新水路を流れる(捷水路)。
豊平川の本格的な治水は明治43年からの第一期拓殖計画からで、翌年から大正3年まで調査が行われ、河川整備後に豊平川に流れる計画流量を2,000m3/秒とし、石狩川への合流点を下流に切り替える新水路が計画された。当初のルートは、「苗穂鉄道橋下流~伏籠川~茨戸」だったが住民からの反対を受け、ほかの案が検討された。調査や試験の結果、現在のルートが最適と決まり、昭和7年から工事がはじまった。新水路には、新しい河道を安定させるための床止も計画された。長さが短縮されて急勾配になって水が川底や川岸を掘る恐れがあり(洗掘)、実際、夕張川新水路では通水後に滝が出現した。その経験から、新水路中間に落差4.0mの川を横断する床止をつくることに。豊平川捷水路はこの雁来床止の完成を待って、昭和16年に通水した。まがりくねっていた豊平川の流れは良くなり、全国的に知られるタマネギ産地も含め、北東に純農村が広がっていった。
  • 雁来大橋付近の豊平川新水路 雁来大橋付近の豊平川新水路

    (国土交通省蔵)

明治43年頃
  • 豊平川の捷水路計画 豊平川の捷水路計画

    (略図:大正5年)

所在地
  • 札幌市東区東雁来町付近~江別市角山 札幌市東区東雁来町付近~江別市角山

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