60 砂川流雪溝【札幌開発建設部】治水100年
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石狩川治水に係わる主な事業
60 砂川流雪溝
アメニティ都市の雪対策
北海道は冬の厳しい環境のため、生活や産業活動に大きな制約を受けている。国土交通省は、活力ある北国の生活文化の創造を目指し、雪に強い快適な冬の生活環境づくりを行う「ふゆトピア」を進めている。
砂川遊水地(砂川オアシスパーク)を有する砂川市は、昭和49年に緑化都市宣言を行い、59年には環境庁から道内初のアメニティ・タウン(快適環境都市)の指定を受けた。以降、「公園の中に都市がある、美しいまちづくり」を進め、市民一人あたりの都市公園面積は192平方メートル(平成22年3月現在)と日本一を誇っている。また半年間の雪との生活を快適なものにするため、国道12号の2次改築にともなって、北海道電力砂川火力発電所の温排水(12度)を利用した流雪溝を昭和59年から供用した。昭和60年からは東1条南通を、61年から駅前広場を、そして道道砂川停車場線を、それぞれ冬トピア事業として流雪溝を設置している。住民が投雪に協力して雪のないまちづくりや、商店街の振興と交通安全に大きな効果をあげている。
砂川遊水地(砂川オアシスパーク)を有する砂川市は、昭和49年に緑化都市宣言を行い、59年には環境庁から道内初のアメニティ・タウン(快適環境都市)の指定を受けた。以降、「公園の中に都市がある、美しいまちづくり」を進め、市民一人あたりの都市公園面積は192平方メートル(平成22年3月現在)と日本一を誇っている。また半年間の雪との生活を快適なものにするため、国道12号の2次改築にともなって、北海道電力砂川火力発電所の温排水(12度)を利用した流雪溝を昭和59年から供用した。昭和60年からは東1条南通を、61年から駅前広場を、そして道道砂川停車場線を、それぞれ冬トピア事業として流雪溝を設置している。住民が投雪に協力して雪のないまちづくりや、商店街の振興と交通安全に大きな効果をあげている。
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流雪溝設置後の国道12号
(砂川市蔵)
昭和55年頃
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砂川市蔵
所在地
- JR砂川駅と国道12号周辺