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83 旭橋【札幌開発建設部】治水100年

石狩川治水に係わる主な事業

83 旭橋

喜びも哀しみも名橋とともに

「北海道三大名橋」とは札幌市の旧豊平橋、釧路市の旧幣舞橋、そして旭川市の旭橋だが、架橋当時の姿を残しているのは、石狩川に架かる旭橋だけだ。ブレーストリブ・キャンチレバータイドアーチ形式の、なだらかな曲線を描く優雅な旭橋は2代目にあたる。
明治37年、北海道で2番目となる綱道路橋「初代・旭橋」が架けられた。しかし、昭和のはじめには老朽化し、軍事的にも架換えが要望された。初代・旭橋は、第7師団に通じることから軍事的にも重要だったのだ。
昭和7年、旭川のシンボルになるよう設計された現在の旭橋は完成したが、「旭日章」が掲げられるなど軍都・旭川を象徴する存在だった。昭和19年には、鉄製の欄干や飾塔などが軍に差し出された。そして何万人もの将兵が、この橋を渡って出征していくとともに、旭橋も架橋当時のモダンさを失っていった。 昭和57年頃から、「旭橋の飾塔と照明灯を復元して元の瀟洒(しょうしゃ)な姿に戻せないか」という声が市民の間で起こり、関係者や市民からむかしの写真を借りての手さぐりの復元が進められた。旭橋はふたたび輝きを取り戻したのだ。
  • 完成当時の旭橋 完成当時の旭橋

    (旭川開発建設部蔵)

明治43年頃
  • 旭橋とランタン灯 旭橋とランタン灯
所在地
  • 国道40号(石狩川) 国道40号(石狩川)

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