85 緊急用河川敷道路【札幌開発建設部】治水100年
ページ内目次
石狩川治水に係わる主な事業
85 緊急用河川敷道路
大きな災害への備えとして
いつ、どこで、発生しても不思議ではない自然災害。「緊急用河川敷道路」は、大規模な災害の発生に備え、緊急時の避難路や物資輸送路の確保のため、河川敷につくられた道路のことだ。旭川の緊急用河川敷道路は、被災時の緊急車両等の通行を確保するため、「北海道緊急輸送道路ネットワーク」の一部として、ほかの幹線道路と合わせ、自衛隊や総合病院など主要な防災拠点をむすぶネットワークを形成している。
「阪神・淡路大震災」や「新潟県中越沖地震」などでは、道路が被災し交通の集中で渋滞が発生し、大切な救援車両などの緊急車両が巻き込まれる事態になった。このため緊急用河川敷道路は、ほかの緊急輸送道路ともネットワークを形成している。また、一般道路へアクセスするための取付道路や、火災時の消火用水を取水するための取水護岸の整備等もあわせて行われている。緊急用河川敷道路は普段は通勤や散策、またマラソンなどのイベントにも活用され、「川のまち・旭川」の水辺に親しむ施設のひとつとして、たくさんの人が利用している。
「阪神・淡路大震災」や「新潟県中越沖地震」などでは、道路が被災し交通の集中で渋滞が発生し、大切な救援車両などの緊急車両が巻き込まれる事態になった。このため緊急用河川敷道路は、ほかの緊急輸送道路ともネットワークを形成している。また、一般道路へアクセスするための取付道路や、火災時の消火用水を取水するための取水護岸の整備等もあわせて行われている。緊急用河川敷道路は普段は通勤や散策、またマラソンなどのイベントにも活用され、「川のまち・旭川」の水辺に親しむ施設のひとつとして、たくさんの人が利用している。
現在
-
緊急用河川敷道路と一般道路を結ぶ取付道路
(旭川開発建設部蔵)
所在地
-
石狩川・牛朱別川・忠別川・美瑛川