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87 愛別発電所【札幌開発建設部】治水100年

石狩川治水に係わる主な事業

87 愛別発電所

石狩川水力発電の第一号

石狩川の豊かな水量は、江戸時代から注目された。そして大正10年、いよいよ石狩川上流の水力発電計画が策定された。柱状節理の石垣山は愛別町の景勝地で、幕末の探検家・松浦武四郎や間宮林蔵も訪れたことがあると伝わっている。
この由緒ある山の麓を流れる石狩川に、大正14年、愛別発電所が竣功した。ひきつづき安足間発電所が昭和2年に竣功した。安足間発電所は7ヵ月半で完成し、当時の北海道では記録的なこととして話題に上った。この工事のため小樽から木材積込の団体102名が集団移動し、これほど大規模な集団活動ははじめての試みだったのだ。
昭和に入っても水力発電所の開発はつづき、愛別発電所を最下流に、上流にむかって石狩川に6箇所(愛別発電所、安足間発電所、上川発電所、真勲別発電所、大雪発電所、層雲峡発電所)の水力発電所が設置された。愛別発電所の管理道路として架橋されたのが愛山橋で、木製の吊橋は住民にも親しまれ利用されたという。現在の愛山橋は初代の橋にちなみ、吊り橋に似せた工夫がなされている。
  • 石狩川に設置された取水堰 石狩川に設置された取水堰
明治43年頃
  • 取水された水は水路で発電所に送られる 取水された水は水路で発電所に送られる

    (旭川開発建設部蔵)

所在地
  • 愛別町愛山 愛別町愛山

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