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91 神竜頭首工【札幌開発建設部】治水100年

石狩川治水に係わる主な事業

91 神竜頭首工

北空知の穀倉地帯を支える

旭川市の神居地区を流れる石狩川をせき止める頭首工は、石狩川中流沿岸に拓けた北空知の穀倉地帯・深川や秩父別、そして旭川の農地に水を送りつづける水利施設だ。大正11年、神竜土功組合が設置され、かんがい溝が昭和2年に通水し深川などが開田した。この取水施設には、川の水をせき止めるえん堤がなかったため、蛇篭(じゃかご)えん堤に改修したが、洪水で何度も流され、修理費の負担は大きかった。蛇籠とは、金網製のかご状構造物の内部に、自然石や砕石などをなかに詰めて使用する伝統工法で、形がヘビに似ていることからこう呼ばれた。こうして昭和27年、国営かんがい排水事業が行われることになり、昭和36年に「神竜頭首工」が新設された。
農業の近代化などから、神竜、深川、空知の3つの水利区域の水田の用排水施設の改良と、畑地のかんがいを目的に、現在の頭首工が平成元年に改良新築された。19年、かんがい用水の供給も行う多目的ダム・忠別ダムが竣功し、取水量が増量されるとともに、頭首工に接続する神竜導水トンネルの移設などが行われる予定だ。
  • 現在の神竜頭首工 現在の神竜頭首工

    (石狩川の碑)

昭和35年頃
  • 神竜頭首工の碑 神竜頭首工の碑
所在地
  • 旭川市神居町~江丹別町(石狩川) 旭川市神居町~江丹別町(石狩川)

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