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95 美瑛川アーマーレビ—【札幌開発建設部】治水100年

石狩川治水に係わる主な事業

95 美瑛川アーマーレビ—

鎧をかぶった堤防とうるおいの河川空間

美瑛川は十勝岳連峰を水源に流れ出る。十勝岳は活火山で、大正15年の大噴火では泥流が美瑛川と富良野川を一気に流下して、上富良野町や美瑛町で大きな被害を出した。そして昭和63年の噴火を機に、美瑛川上流では白金温泉地区などで火山砂防事業が行われ、美瑛市街地を流れる美瑛川右岸堤防にも泥流対策が行われることになった。
川の堤防は土砂でつくられるが、美瑛川は泥流災害の危険性が高いことから、一般堤防のように計画高水位の外力に耐えることはもちろん、それ以上の外力にも対応できる構造が採用された。破堤を防ぐため、川の裏側を保護するため遮水シートが施工され、表側はシートの上に連節ブロックを敷いて安定が図られている。まるで鎧(よろい)をかぶったような耐溢水堤防「アーマーレビー(鎧をかぶった堤防)」は、平成2年に整備された。木の実ブロックが使われるなど、道内有数の観光地の景観に配慮した工夫がなされ、丸山公園付近はたくさんの住民に利用されている。ここから美沢橋までは、「宮様国際スキーマラソン」のコースにも活用される、美しくうるおいに溢れた水辺でもある。
  • 花に彩られた美沢橋付近の美瑛川 花に彩られた美沢橋付近の美瑛川

    (旭川開発建設部蔵)

昭和55年頃
  • 丸山橋付近はたくさんの人々に利用されている 丸山橋付近はたくさんの人々に利用されている

    (旭川開発建設部蔵)

所在地

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