滝里ダムの概要
滝里ダムの概要
滝里ダムは、石狩川総合開発の一環として、北海道のほぼ中央に位置する芦別市、富良野市を流下する石狩川水系空知川に建設した国土交通省直轄の特定多目的ダムです。
石狩川の流域は、この石狩川や空知川に育まれて発展してきましたが、その一方で開拓当時から幾たびとなく洪水被害を受けており、特に昭和56年8月の大洪水では、約1,000億円にものぼる史上最大の被害を受けました。
これを契機として昭和57年3月「石狩川水系工事実施基本計画」が改定され、滝里ダムの必要性が改めて認識されました。滝里ダムは、水害を防ぐとともに、流水の正常な機能の維持・かんがい用水の補給・水道用水の供給及び発電を目的として、平成2年10月にダム本体工事に着手、平成11年度に完成しました。
空知川はその源を十勝岳火山群の一つである上ホロカメットク山に発しており流路延長194.5キロメートル、流域面積2,618平方キロメートルを誇る石狩川最大の支川です。その流域には実り豊かな穀倉地帯が開けており、流域の歴史はこの空知川の恵みに支えられてきたといえます。
石狩川の流域は、この石狩川や空知川に育まれて発展してきましたが、その一方で開拓当時から幾たびとなく洪水被害を受けており、特に昭和56年8月の大洪水では、約1,000億円にものぼる史上最大の被害を受けました。
これを契機として昭和57年3月「石狩川水系工事実施基本計画」が改定され、滝里ダムの必要性が改めて認識されました。滝里ダムは、水害を防ぐとともに、流水の正常な機能の維持・かんがい用水の補給・水道用水の供給及び発電を目的として、平成2年10月にダム本体工事に着手、平成11年度に完成しました。
空知川はその源を十勝岳火山群の一つである上ホロカメットク山に発しており流路延長194.5キロメートル、流域面積2,618平方キロメートルを誇る石狩川最大の支川です。その流域には実り豊かな穀倉地帯が開けており、流域の歴史はこの空知川の恵みに支えられてきたといえます。
滝里ダムの概要データ | |
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型式 | 重力式コンクリートダム |
堤高 | 50.0メートル |
堤頂長 | 445.0メートル |
堤体積 | 455千立方メートル |
湛水面積 | 6.8平方キロメートル |
総貯水容量 | 108,000,000立方メートル |
有効貯水容量 | 85,000,000立方メートル |
基礎地盤標高 | EL112.00メートル |
越流標高 | EL150.90メートル |
非越流標高 | EL162.00メートル |
放流設備 | クレスト自由越流部 22.0メートル×9.5メートル×2門 オリフィスゲート 5.8メートル×4.1メートル×6門 利水放流設備 φ2,600ミリメートル×1門 |
流域面積 | 1,662平方キロメートル |