滝里ダムの建設
滝里ダムの建設
ダムの諸元
RCD工法
滝里ダム建設で行われたRCD(RCD:Roller,Compacted,Damconcrete)とは、水分の少ないコンクリートを使用し、ダンプトラックで運び、ブルトーザーでうすく敷いて、振動ローラーで締め固める工法です。この工法は連続、大量施工が出来るので、効率的・経済的で、建設期間の短縮と省力化などいろいろなメリットがあります。
国内初のパイプベルトコンベア工法
コンクリート輸送方法は、バッチャープラントから堤体までをベルトコンベアで行い、堤体内のコンクリート運搬はダンプトラックで行う、ベルトコンベア・ダンプトラック運搬の方式で行いました。その型式は、左岸部は平ベルトコンベア、右岸部はパイブベルトコンベアを採用しています。このパイプベルトコンベアを使用したコンクリート運搬は滝里ダムが全国ではじめて採用した工法です。
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パイプベルトコンベア