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千歳川の概要

千歳川河川事務所

千歳川の概要

概要

 千歳川は、支笏・樽前火山群のフレ岳(標高1,046メートル)を源とし、支笏湖を経て千歳市街地を流下、嶮淵川(けぬふちがわ)、漁川(いざりがわ)、旧夕張川などの支流を合わせ石狩川に合流する幹川流路延長108キロメートル、流域面積1,244平方キロメートルの石狩川の1次支川です。
 
 流域には、江別市、千歳市、恵庭市、北広島市、南幌町及び長沼町の4市2町が存在し、その人口は約36万人です。(平成27年度国勢調査)。大都市札幌圏に隣接し、近郊型農業が盛んなほか、北海道の空の玄関・新千歳空港を擁し、それを中心とした臨空工業地帯が形成されており、千歳川は本道の主軸となる農業・工業を支える水源として重要な役割をもっています。
 

  • 概要

千歳川流域の産業

 千歳川流域の産業としては水稲、畑作農業などの一次産業や、ビール、乳製品などの食品製造業及び金属製品製造業などの二次産業が盛んです。現在、都市およびその近郊に優良な農地が広がる千歳川流域の低平地は、明治40年頃には広大な湿地でしたが、治水事業や農地開発、舟運利用などを目的とした幌内運河や馬追運河の開削などによって、昭和40年頃には豊かな水田となり、その後も治水事業の進展による地下水位低減や、水田から畑への転換により畑作が盛んになりました。畑作物の作付面積のうち道内シェアが比較的高いものとして、大豆、白菜、レタス、キャベツなどがあります。
  • 道内シェア

千歳川流域の交通基盤

 流域内には、北海道縦貫自動車道、北海道横断自動車道、国道12号、国道36号、国道274号、国道337号、JR千歳線、JR函館本線、JR室蘭本線などの基幹交通施設が位置しており、札幌市と新千歳空港、苫小牧港を結ぶ大動脈としてなど、交通の要衝となっています。最近では、特に札幌近郊の住宅地域や、新千歳空港を中心とする臨空型工業地帯が拡大しています。
  • 基幹交通施設位置図

千歳川流域の自然環境

 千歳川は低平地を蛇行して流れ、狭い高水敷にはヨシ群落が生育しています。 また、千歳川では、明治21年に本格的なふ化放流事業が国内で最初に始められ、近年でも国内有数のサケ遡上河川としての重要な役割を持っています。最近では、支川である漁川の恵庭市市街地などでも遡上、産卵が確認されています。このほか、サクラマス(ヤマメ)やカワシンジュガイなどが生息し、長都大橋上流付近や祝梅川合流点付近ではヘイケボタルが確認されています。鳥類ではショウドウツバメやマガモなどの営巣が確認されています。また、千歳川流域は、コガモ、コハクチョウなどの渡り鳥の中継地となっており、千歳川流域の水辺は、ねぐらや採餌場として重要な役割を持っています。
  • 生態系画像

お問合せ先

千歳川河川事務所

  • 住所:千歳市住吉1丁目1番1号
  • 電話番号:0123-24-1114

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