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開拓の歴史 - メークイン発祥の地【厚沢部町】

開拓の歴史 - メークイン発祥の地【厚沢部町】

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檜山農事試験場とメークイン発祥の地 - 厚沢部町

種子・食用ともに一大供給地を維持
メークイン発祥の碑写真1
  中世時代の春のお祭り(メーデー)に選ばれる女王にちなんだ名前の由来をもつ、英国生まれのジャガイモ「メークイン」。花弁に白い斑点、うす紫色の花を咲かせる、気品漂うメークインが北海道で初めて栽培されたのは、後に檜山農業の雄と並び称される厚沢部の地でした。
メークイン発祥の碑写真2
 日本に伝来したのは大正6年(1917)の頃。楕円形でほっそりとした姿、名前のように病害虫に弱く、自然条件に左右されやすいため特定地域でのみ栽培されていました。その繊細な品種を特産物として取り組んだのが、明治43年(1910)、現在の厚沢部公民館に建立された檜山農事試験場でした。アスナロ桧の北限、トド松の南限である厚沢部町の気候・風土にあうとし、初めて試作されたのは大正14年(1925)の頃でした。
 
 以来、昭和38年(1963)の試験場閉場まで40年余にわたり、優良品種の普及や栽培技術の向上に努め、本町の特産物としてメークインは戦前から北九州方面への優秀無病種子の供給地として、その名を知られてきました。
 
  今日では、その後に続く栽培指導者の全力を注ぐ改良増殖と肥培管理の確立によって、九州・京阪神方面へ種子・食用として移出され、「厚沢部メークイン」の銘柄は種子、食用ともに全国津々浦々から名声を得ています。
 
 メークイン発祥の碑は、昭和51年(1976)、農協発足30周年と指導者の偉業を讃え、厚沢部町農業協同組合構内に建てられました。

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  • 電話番号:0138-42-7656

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