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110 大雪ダム【札幌開発建設部】治水100年

石狩川治水に係わる主な事業

110 大雪ダム

水源の被害を受けて石狩川に唯一つくられた

昭和29年9月、台風15号(通称・洞爺丸台風)は青函連絡船・洞爺丸を沈没せしめ、石狩川水源の原生林をなぎ倒すなど、全道の森林は壊滅的な被害を受けた。
石狩川流域では、水源かん養能力の低下で洪水への影響が心配された。こうして国立公園内に位置する、石狩川唯一のダムが計画された。昭和30年から石狩川総合開発の一環として調査が行われ、43年になっていよいよ工事が着工された。
岩石などを積み上げた高さ86.5mのロックフィルダムは、石狩川の洪水調節と上流沿岸のまちに水道とかんがい用水を供給し、最大20,000kWの発電を行う。北海道のダムのなかで、最も高い標高800mに位置し、夏も冷涼なため、ダムのコアが施工できる日数は年間平均80日で、昼夜2交替で作業が進められ昭和50年に完成した。直後の8月に大きな洪水が発生したため、早速、大雪ダムは洪水を調節して被害の軽減に貢献した。 北海道の屋根・大雪山連峰のふところに抱かれた大雪湖の周りは、柱状節理に銀河の滝など、これぞ大河石狩川のはじまりにふさわしい、圧巻の原始の自然がつづく。
  • 壮大な大雪山連峰に抱かれた大雪湖 壮大な大雪山連峰に抱かれた大雪湖

    (旭川開発建設部蔵)

昭和35年頃
  • 大雪山国立公園内に位置する 大雪山国立公園内に位置する
所在地
  • 上川町層雲峡大学平 上川町層雲峡大学平

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