北海道開発局キッズページ(電気通信ページ)
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電気通信
電気通信について

道路や川のそばにカメラがあるのはなぜ?

道路や川をみんなが安心して使えるように、カメラで危険(きけん)なところがないか、川の水が増(ふ)えていないかなど見ているんだよ。
道路にあるカメラ

他にはどんなカメラがあるの?

地震(じしん)や大雨で土砂(どしゃ)くずれなどがあったときには、ヘリコプターや衛星通信車(えいせいつうしんしゃ)が人工衛星(じんこうえいせい)を使って日本中どこへでもライブ映像(えいぞう)を送ることができるんだよ。
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災害対策用ヘリコプター(ほっかい)
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衛星通信車(えいせいつうしんしゃ)

道路や川のカメラの映像はどうやって送るの?

カメラの映像は、光ファイバーを使って遠くに送られているんだ。

光ファイバーってなに?

光ファイバーは、かみの毛ほどの細いガラスでできているんだよ。この中に光を通すとたくさんのカメラ映像を長い距離(きょり)送ることができるんだ。
この光は赤外線(せきがいせん)という人間の目には見えない光だよ。
光ファイバーは細くて折れやすいので、何本も束ねて光ファイバーケーブルという形にして使うんだよ。
光ファイバーケーブル

そうなんだね!

この光ファイバーケーブルは、道路や川の近くにあって全部つなげると
約9,000kmもあるんだよ。
でも、光ファイバーケーブルは地面にうめられているからあまり見かけ
ないんだよ。

見えないところにそんなにあったんだ!

見えるところにもあるよ。
山の上や建物の上には、鉄塔を建てていて、そこにアンテナをつけて無線を使っているんだよ。
鉄塔 アンテナ

あれが鉄塔だよ。

そこについている丸いものはなに?

あれがアンテナだよ。アンテナは遠くが見えるような高い場所につけられているんだよ!

無線ってなに?

無線は「電波」を使っているんだよ。
「電波」は目には見えないけれど空気の中をいったりきたり飛んでいるんだ。
携帯電話やスマートフォンなどが使えるのも無線のおかげだよ。
無線イメージ図

無線ってみぢかにもあるんだね。

高い山の上には、レーダーと呼ばれる電波をつかって雨雲の動きを観測(かんそく)するための建物もあるよ。
今、どこでどのくらいの雨が降っているか、これからどこで雨が降りそうか予測(よそく)することで活躍(かつやく)しているんだ。
レーダー(XバンドMPレーダー)

雨雲の動きがわかるなんてすごい!

集めた情報(じょうほう)は気象台(きしょうだい)にも利用してもらっているんだよ。
みんなの生活の中でもインターネットやスマートフォンのアプリで役だっているんだ。
北海道開発局のホームページから見てみるといいよ!


おうちでテレビを見ているとニュースやお天気コーナーで道路や川の映像が流れたりしているんだ。
TVのdボタンを押(お)すと道路の様子や雨の日に川の水がどのくらい増えているかおしえてくれるよ。
データ放送

情報が役立つことに使われているんだね!

夜の道路を明るく照らす街路灯(がいろとう)を建てるのもわたしたちの仕事なんだよ。
街路灯には「エコ」なLEDが使われていることは知っているかな?
他にもダムの水をつかった水力発電やソーラーパネル、風力発電などの自然エネルギーを利用した「エコ」なものをたくさん作っているんだよ。
ソーラーパネル
街路灯(がいろとう)

私たちの生活の中には、いろんなものがあることがわかったよ!
電気通信ってみぢかなところにも使われているんだね。
