2 植林などによる保水、土砂流入防止機能の向上
釧路湿原の河川環境保全に関する提言
Ⅲ 目標達成のための施策
- 1 水辺林、土砂調整地による土砂流入の防止
- 2 植林などによる保水、土砂流入防止機能の向上
- 3 湿原の再生
- 4 湿原植生の制御
- 5 蛇行する河川への復元
- 6 水環境の保全元
- 7 野生生物の生息・生育環境の保全
- 8 湿原景観の保全
- 9 湿原の調査と管理に関する市民参加
- 10 保全と利用の共通認識
- 11 環境教育の推進
- 12 地域連携・地域振興の推進
2 植林などによる保水、土砂流入防止機能の向上

施策イメージ図(流域の荒廃地等)
[具体的施策]
■流域の土砂採取跡地などの裸地や荒廃地及び放置されている作業用の道路などへの植林などを行う。具体的には、流域全体の裸地や荒廃地のうち、当面の目標として約2割減少させるものとし、その効果を検証する。
■やむを得ず発生する裸地については、土砂流出防止対策を講ずるよう規制・指導するものとする。
■植林については、流域が協力・連携して行うことが望まれる。