8 湿原景観の保全
釧路湿原の河川環境保全に関する提言
Ⅲ 目標達成のための施策
- 1 水辺林、土砂調整地による土砂流入の防止
- 2 植林などによる保水、土砂流入防止機能の向上
- 3 湿原の再生
- 4 湿原植生の制御
- 5 蛇行する河川への復元
- 6 水環境の保全
- 7 野生生物の生息・生育環境の保全
- 8 湿原景観の保全
- 9 湿原の調査と管理に関する市民参加
- 10 保全と利用の共通認識
- 11 環境教育の推進
- 12 地域連携・地域振興の推進
8 湿原景観の保全

細岡展望台からの湿原景観(平成6年8月撮影)
塘路湖、シラルトロ沼、達古武沼などの湖沼、河川、及び湿原の景観を保全すべきである。
[進め方]
■釧路湿原の優れた景観を広く周知し、保全の意識を高める必要がある。
■湿原周辺の屋外広告物等設置の指導・規制を行う必要がある。
■ハンノキ林等植生の制御、河川の再蛇行化等により、釧路川及び釧路湿原らしい景観の復元を行う必要がある。