11 環境教育の推進
釧路湿原の河川環境保全に関する提言
Ⅲ 目標達成のための施策
- 1 水辺林、土砂調整地による土砂流入の防止
- 2 植林などによる保水、土砂流入防止機能の向上
- 3 湿原の再生
- 4 湿原植生の制御
- 5 蛇行する河川への復元
- 6 水環境の保全
- 7 野生生物の生息・生育環境の保全
- 8 湿原景観の保全
- 9 湿原の調査と管理に関する市民参加
- 10 保全と利用の共通認識
- 11 環境教育の推進
- 12 地域連携・地域振興の推進
11 環境教育の推進

釧路湿原の学習会(平成12年6月7日撮影)
[進め方]
■湿原保全について認識し、理解し、行動することが必要であり、それぞれの段階に応じた環境教育が必要である。
■湿原保全を認識するため、良質な自然とつきあう機会・体験の場を構築することが必要である。特に、子どもやその親など地域住民が参加できる仕組みが必要である。
■環境教育を実践し、支援するための市民レベルでのネットワークづくりが必要である。
■釣り人やカヌー等の利用者への環境情報の提供が必要である。
■地域リーダーを育成し、維持できる仕組みづくりが必要である。