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第5回釧路川流域委員会

第5回釧路川流域委員会

  • session05 第5回釧路川流域委員会の様子
1.現地視察
● 日時:平成15年10月8日(水曜日)
● 場所(飛行経路):釧路川河口部~屈斜路湖

2.第5回釧路川流域委員会
● 日時:平成15年10月15日(水曜日)15:00~16:25
● 場所:釧路地方合同庁舎 5階共用第1会議室

出席者

一條 昌幸、内島 邦秀、門田 功一、小磯 修二、佐竹 直子、杉沢 拓男、高山 末吉、辻井 達一、濱 隆司、
古屋 接雄、伊東 良孝、菅原 澄(代理:福田企画課長)、徳永 哲雄(代理:菅江環境対策課長)、
錠者 和三郎(代理:田中建設課長)

第5回委員会資料

議事次第

1.開会
2.議題
          1.釧路川水系河川整備計画策定フロー
          2.釧路川流域の整備方針(グランドデザイン)
          3.第4回「釧路川流域委員会」での意見に対する検討方針
3.その他
4.閉会

審議要旨

今後のスケジュールについて
● グランドデザインの検討は第5回流域委員会でまとめあげて、第6回からは河川整備計画の策定に向けた、川づくりのあり方について議論していきたい。なお、河川整備基本方針の決定は、H16年度の早い時期を予定している。
グループインタビューの実施について
● 地域の声を河川行政に反映させるためにグループインタビュー調査を行い、住民が流域に対してどのような意識を持っているかを少し掘り下げて把握する試みを行った。その結果、業種により意識の類型が見られる傾向にあったが、これらの意見を反映させてグランドデザイン案をとりまとめた。
グランドデザインについて
● グランドデザインには地域資源評価の位置付けや基本的な方向性が判りやすくとりまとめられている。
● 3つの柱の中に「必ずしも従来の仕組みや枠組みにとらわれない、流域が一体となった川づくり」があり、河川整備計画のプランづくりに、住民の意見をこれまでの枠とは違う形で反映させて行こうという決意の表れであることを期待する。
● 資料には湿原は自然林に囲まれているとあるが、ヘリから見ると、それほど豊かな自然環境が維持されているという感じではなく、広葉樹林は密度が薄く、人工林のカラマツ林が目立っていた。このイメージの違いは地域資源評価図に阿寒川流域も含まれていることから、評価範囲の違いによるものと思われ、この辺を厳密に評価すべきである。
● グランドデザインは基本的には良いと思うが、湿原自体は豊かな生態系が存在していても、周辺は必ずしも豊かな森林とは限らないので、表現を一部修正したほうがよい。第6回委員会以降、河川整備計画の策定に向けて、上・中・下流域ごとに、個別に具体的なものを加えていったほうが良い。
● 流域が一体となった川づくりは、漁業ばかりでなく上流の森林の保全も一緒に考えて行くことであり非常に良い。
● 自然は子供達の心を育てるので、幼児の段階から自然を体験させたい。農業開発が予想以上に進んでいるので、今後、グランドデザインを踏まえて、関係機関の連携が必要であると思う。
● 川があって、そこに人間が住むという歴史の中で開発が進められてきたが、復元と保全で昔の環境に戻して本来の川の持つ力を取り戻すことは大事なことだと思う。農業の家畜糞尿が川に流れ込まないように、今後の河川整備計画で必要な対策が講じられるようにして欲しい。
● 源流部の屈斜路湖を含めて水質が汚染されており、防災面での歴史を経て今の川の姿となっている。今後、自然に戻す仕組みが必要であり、流域が一体となって、きれいな水づくりや河川整備に努める必要がある。
● グランドデザイン案については、基本的に確認が得られた。なお、一部指摘のあった表現上の再整理を行う。
その他
● 8月の台風10号では20年に1度の大雨だったが、釧路湿原の貯留機能が発揮されて河川の水位変化がゆったりとした形であったとともに、排水ポンプ車による内水排除の効果が大きかった。また、9月には震度6弱の十勝沖地震が発生し、一部堤防や護岸が被災したが、10年前の釧路沖地震以後は震災対策を行ってきたため、軽微な被災にとどめることができた。

議事概要

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