第9回釧路川流域委員会
ページ内目次
第9回釧路川流域委員会
- 第9回釧路川流域委員会の様子
● 日時:平成19年7月10日(火曜日)13:30~16:30
● 場所:釧路市観光国際交流センター 3F 研修室
● 場所:釧路市観光国際交流センター 3F 研修室
出席者
内島 邦秀、小川 龍幸、亀井 照夫、小磯 修二、佐竹 直子、高山 末吉、辻井 達一、濱 隆司、佐藤 廣高、
池田 裕二、徳永 哲雄、日野浦 正志
第9回委員会資料
- 表紙、議事次第、名簿、目次ほか (PDF:1.92MB)
- 資料1.釧路川水系河川整備基本方針と河川整備計画について (PDF:570KB)
- 資料2.釧路川水系河川整備基本方針について (PDF:2.34MB)
- 資料3.釧路川水系河川整備計画(原案)について (PDF:5.91MB)
- 資料4.グランドデザインの河川整備計画への反映について (PDF:4.05MB)
- 参考資料1.釧路川流域の未来の川づくり(グランドデザイン) (PDF:986KB)
- 参考資料2.釧路川水系河川整備基本方針 (PDF:595KB)
- 参考資料3.釧路川水系河川整備計画(原案) (PDF:15.6MB)
議事次第
1.開会
2.議題
1.河川整備基本方針と河川整備計画について
2.釧路川水系河川整備基本方針について
3.釧路川水系釧路川河川整備計画(原案)について
4.その他
今後のスケジュールについて
5.閉会
2.議題
1.河川整備基本方針と河川整備計画について
2.釧路川水系河川整備基本方針について
3.釧路川水系釧路川河川整備計画(原案)について
4.その他
今後のスケジュールについて
5.閉会
審議要旨
釧路川水系河川整備計画【国管理区間】(原案)について
● 釧路川流域における家屋、農地などへの災害防止のための確実な河川整備を行っていただきたい。
● 工事対象となる地域の方々への説明を行い、理解を得てから着手していただきたい。
● 魚類などの移動の連続性については、シシャモのほかにイトウ、サケ科魚類、外来種を除く魚種の生息・生育環境の保全についても記載していただきたい。
● 樋門が魚類の移動の連続性を遮断している事例が調査し改善することを検討して頂きたい。
● 本流から支流の数河川を禁漁措置とし、流域の森林再生・保全処置等を実施し、イトウ等サケマス保護増殖河川を流域住民と協議の上、設定することを検討して頂きたい。
● 津波の河川遡上によって津波が跳ね返り高くなるなど、横堤を越える危険が想定されないか。
● 堤防断面が不足する区間や未整備区間の堤防断面の早期整備とあわせて堤防機能の維持や安全性の確保が図られるよう要望する。
● 河川遡上時における津波の挙動及び影響についての検証を行うとともに、必要に応じてその対策を講じていただくよう要望する。
● 水質の保全に関する総合的対策や、流水の正常な機能の維持に必要な流量の確保に努めていただきたい。
● 釧路湿原自然再生事業は重要と考えており、国、北海道、流域自治体が連携し、河川が蛇行しながら流下する壮大な原自然の景観やラムサール条約登録以前のような湿原環境の再生が図られるよう要望する。
● 外来植生が河道内で大きな群落をつくってしまうと湿原域や自然再生事業に含まれるエリアへの影響も考えられるので、河川の維持管理と自然再生事業との整合性を謳っておいたほうが良いと思う。
● 整備計画(原案)の記述で、「努める」という表現は非常に広範囲であり、言葉の意味を明確にすべきではないか。
● 治水工事あるいは自然再生を行うときに、線路が冠水しないよう考慮して頂きたい。
● 自然再生を目的とする事業と治水事業が一緒に見られるようになると非常に分かりやすいと思う。
● 整備計画全体を見ると非常に良くできており、問題は何処まで実施出来るかということ。重要な所と後回しで良い所とを整理することが必要ではないか。
● 釧路湿原については必要なことはやるべきだと思うことから、問題点をきちっと洗い直し、優先順位をつけ、流域全体をみて支流を含めて考えることが必要。
● 釧路川ではイトウが絶滅に瀕しているため、最も生息密度の高い所を禁漁河川にするような事も、この中で議論できないか。
● 魚類等の移動の連続性については十分配慮された記述になっていると思う。河床の安定化については実際に安定するかは上流部からの河川改修が大事になると思い、更なる留意をお願いしたい。直線化する河川改修についてはやめてほしいと改めて注文したい。
● 災害時の河川周辺住民の安全性にについて、釧路川では 1メートル程度の土盛りをしているが、最近の海面上昇あるいは津波を考えてみると、科学的に計算した対策が必要である。もう少し安全性をプラスするような事を考慮してもらいたい。
● 周辺住民からは水位高が年々上がっているという話を聞く。計画水位高をどこまでにするのか、教えていただきたい。
● 自然再生事業の中でも住民の安全を第一に考え、産業等の人の営みも担保されていると考えているが、河川整備計画との整合性をお聞かせ願いたい。
● コスト面からの異常豪雨に対する整備については、現実面として対応には無理がある。近年の大雨による危険箇所を整備することとなっており、妥当な計画と思う。大事なのはその時点その時点で一番妥当性のある方法で住民の安全を守ることと考える。
● 全体的には、流域全体の治水なり利水、さらには環境も含め満足している。
● 生き物が上りやすくなるよう釧路川の本流と支流の重なる部分について、配慮してもらえれば有り難く、各市町村でも考慮してほしい。
● 美留和地区は、自然のままの蛇行で、2~3メートルの深いところもあることから、そういうものは残しながら釧路川をつくって頂ければ良いと思う。
● 個人的には上流から河口まで横断工作物が一つもない全国でも貴重な釧路川の特性を地域の発展にどう結びつけていくか、きっちり位置づけて頂きたいと思う。
● 整備計画については問題ないと思う。水質検査の結果が近年だんだん悪くなっていると出ているが、若干疑問に思う。具体的な水質調査方法をお聞きしたい。
● 過去の釧路湿原の河川環境保全に関する検討委員会並びに自然再生協議会での討議結果を基に、河川環境の整備と保全に関して非常にきめ細かい計画になっていると思う。
● 最近は非常に気候変動が激しいため、超過洪水対策についても、きちっとした計画を立てるべきではないかと思う。
● 気温が非常に下がる時期は流域表面が凍結し、湿原の貯水効率が異なり、都市化と同様に雨が降ると一気に流出する。それについて検討しているか。
● 工事対象となる地域の方々への説明を行い、理解を得てから着手していただきたい。
● 魚類などの移動の連続性については、シシャモのほかにイトウ、サケ科魚類、外来種を除く魚種の生息・生育環境の保全についても記載していただきたい。
● 樋門が魚類の移動の連続性を遮断している事例が調査し改善することを検討して頂きたい。
● 本流から支流の数河川を禁漁措置とし、流域の森林再生・保全処置等を実施し、イトウ等サケマス保護増殖河川を流域住民と協議の上、設定することを検討して頂きたい。
● 津波の河川遡上によって津波が跳ね返り高くなるなど、横堤を越える危険が想定されないか。
● 堤防断面が不足する区間や未整備区間の堤防断面の早期整備とあわせて堤防機能の維持や安全性の確保が図られるよう要望する。
● 河川遡上時における津波の挙動及び影響についての検証を行うとともに、必要に応じてその対策を講じていただくよう要望する。
● 水質の保全に関する総合的対策や、流水の正常な機能の維持に必要な流量の確保に努めていただきたい。
● 釧路湿原自然再生事業は重要と考えており、国、北海道、流域自治体が連携し、河川が蛇行しながら流下する壮大な原自然の景観やラムサール条約登録以前のような湿原環境の再生が図られるよう要望する。
● 外来植生が河道内で大きな群落をつくってしまうと湿原域や自然再生事業に含まれるエリアへの影響も考えられるので、河川の維持管理と自然再生事業との整合性を謳っておいたほうが良いと思う。
● 整備計画(原案)の記述で、「努める」という表現は非常に広範囲であり、言葉の意味を明確にすべきではないか。
● 治水工事あるいは自然再生を行うときに、線路が冠水しないよう考慮して頂きたい。
● 自然再生を目的とする事業と治水事業が一緒に見られるようになると非常に分かりやすいと思う。
● 整備計画全体を見ると非常に良くできており、問題は何処まで実施出来るかということ。重要な所と後回しで良い所とを整理することが必要ではないか。
● 釧路湿原については必要なことはやるべきだと思うことから、問題点をきちっと洗い直し、優先順位をつけ、流域全体をみて支流を含めて考えることが必要。
● 釧路川ではイトウが絶滅に瀕しているため、最も生息密度の高い所を禁漁河川にするような事も、この中で議論できないか。
● 魚類等の移動の連続性については十分配慮された記述になっていると思う。河床の安定化については実際に安定するかは上流部からの河川改修が大事になると思い、更なる留意をお願いしたい。直線化する河川改修についてはやめてほしいと改めて注文したい。
● 災害時の河川周辺住民の安全性にについて、釧路川では 1メートル程度の土盛りをしているが、最近の海面上昇あるいは津波を考えてみると、科学的に計算した対策が必要である。もう少し安全性をプラスするような事を考慮してもらいたい。
● 周辺住民からは水位高が年々上がっているという話を聞く。計画水位高をどこまでにするのか、教えていただきたい。
● 自然再生事業の中でも住民の安全を第一に考え、産業等の人の営みも担保されていると考えているが、河川整備計画との整合性をお聞かせ願いたい。
● コスト面からの異常豪雨に対する整備については、現実面として対応には無理がある。近年の大雨による危険箇所を整備することとなっており、妥当な計画と思う。大事なのはその時点その時点で一番妥当性のある方法で住民の安全を守ることと考える。
● 全体的には、流域全体の治水なり利水、さらには環境も含め満足している。
● 生き物が上りやすくなるよう釧路川の本流と支流の重なる部分について、配慮してもらえれば有り難く、各市町村でも考慮してほしい。
● 美留和地区は、自然のままの蛇行で、2~3メートルの深いところもあることから、そういうものは残しながら釧路川をつくって頂ければ良いと思う。
● 個人的には上流から河口まで横断工作物が一つもない全国でも貴重な釧路川の特性を地域の発展にどう結びつけていくか、きっちり位置づけて頂きたいと思う。
● 整備計画については問題ないと思う。水質検査の結果が近年だんだん悪くなっていると出ているが、若干疑問に思う。具体的な水質調査方法をお聞きしたい。
● 過去の釧路湿原の河川環境保全に関する検討委員会並びに自然再生協議会での討議結果を基に、河川環境の整備と保全に関して非常にきめ細かい計画になっていると思う。
● 最近は非常に気候変動が激しいため、超過洪水対策についても、きちっとした計画を立てるべきではないかと思う。
● 気温が非常に下がる時期は流域表面が凍結し、湿原の貯水効率が異なり、都市化と同様に雨が降ると一気に流出する。それについて検討しているか。