調べるときの心構え ~本物を見る・危険をさける・マナーを守る~(2)
調べるときの心構え ~本物を見る・危険をさける・マナーを守る~(2)
この手引きでは、各テーマの説明と合わせて、実際に見たり調べたりするための場所や問い合わせ先などを紹介しています。ここでは、自分で何かを調べる時の心構えを考えてみましょう。
2.本物は、「危険」である。
できるだけ本物に近づくことは大切です。しかし、絶対に忘れてはいけないことがあります。
それは、本物に近づくということが、危険なことだ、ということです。
家庭科の本を見ていてもケガはしませんが、包丁やナイフで料理をすれば、ケガをする危険があります。
よそ見をして道を歩けば、車にはねられて死ぬことさえあります。ヤブを歩けば、スズメバチの巣をけとばし、痛い思いをするかも知れません。
川に近づけば、岸ですべって転んでケガをする。流れに足を取られて転び、あるいは水に流され、あわてている内に水を飲んでおぼれ死ぬ、ということもあります。
ダム見学の時、ふざけていて高いところから落ちれば、これも死んでしまうかも知れません。
絶対安全に本物に近よる方法は、ありません。
最も大切なことは「どんな危険があるかを知ること」です。
そのためには「よく見ること」です。人間、目を開けていても、横や後、上や下のことは見ることができません。何か物があれば、その向こうはわかりません。
あるいは、前にあるものでも、別のことに夢中になっていれば目に入らなくなってしまいます。
見えないところがあることに気がつく、それが「見る」ということのポイントです。同時に音で危険を知ることも大切です。
そして「危険(らしいこと)」を見つけたら、あわてず、そこからはなれること。どんな状態になっても、必ずどこかに逃げ場所があります。あわてて、危険を大きくしないように。
それは、本物に近づくということが、危険なことだ、ということです。
家庭科の本を見ていてもケガはしませんが、包丁やナイフで料理をすれば、ケガをする危険があります。
よそ見をして道を歩けば、車にはねられて死ぬことさえあります。ヤブを歩けば、スズメバチの巣をけとばし、痛い思いをするかも知れません。
川に近づけば、岸ですべって転んでケガをする。流れに足を取られて転び、あるいは水に流され、あわてている内に水を飲んでおぼれ死ぬ、ということもあります。
ダム見学の時、ふざけていて高いところから落ちれば、これも死んでしまうかも知れません。
絶対安全に本物に近よる方法は、ありません。
最も大切なことは「どんな危険があるかを知ること」です。
そのためには「よく見ること」です。人間、目を開けていても、横や後、上や下のことは見ることができません。何か物があれば、その向こうはわかりません。
あるいは、前にあるものでも、別のことに夢中になっていれば目に入らなくなってしまいます。
見えないところがあることに気がつく、それが「見る」ということのポイントです。同時に音で危険を知ることも大切です。
そして「危険(らしいこと)」を見つけたら、あわてず、そこからはなれること。どんな状態になっても、必ずどこかに逃げ場所があります。あわてて、危険を大きくしないように。
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3.マナーを守る
特に、人にものをたずねる時や見学する時には、感謝の気持ちを忘れないことが大切です。また、相手の時間をうばうことなので、相手の都合を考えなければなりません。
そうした思いを、形に表すことが「マナー」です。
基本は「すみません」で始めて、「ありがとうございます」で終わるということです。相手がいそがしそうなら、声をかけないことも必要でしょう。
通行する人のじゃまをしたり、勝手に人の土地に入ったり、人のものをこわしたりよごしたりしないことは、マナー以前のあたりまえのことです。
そうした思いを、形に表すことが「マナー」です。
基本は「すみません」で始めて、「ありがとうございます」で終わるということです。相手がいそがしそうなら、声をかけないことも必要でしょう。
通行する人のじゃまをしたり、勝手に人の土地に入ったり、人のものをこわしたりよごしたりしないことは、マナー以前のあたりまえのことです。