5.どうして水をためておくの? -温水池
5.どうして水をためておくの? -温水池
(1)水路の始まりは池
用水路をさかのぼると広い池がありました。なぜ池があるのでしょうか?
注意 ! …池の岸は急になっている上、思った以上に深いことがあります。入ったり、落ちたりしないように。
注意 ! …池の岸は急になっている上、思った以上に深いことがあります。入ったり、落ちたりしないように。

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右上写真の池を反対側から見たところ。 |
(2)水が入るところ、出るところ
池の周りを見てみると、水が入るところと出るところがあります。
入るところでは、水がすぐ池に流れこまず、回り道をして入るようになっています。
また、水が水路に出るところでは水がせき止められ、そのとびらの上から流れ落ちています。
入るところでは、水がすぐ池に流れこまず、回り道をして入るようになっています。
また、水が水路に出るところでは水がせき止められ、そのとびらの上から流れ落ちています。
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地形図にのっている池。 (この地図は国土地理院刊行の1/25,000地形図(十勝川温泉)を使用しました) |
(3)温まった水を送るために
この池は温水池といって、水田に送る水を太陽で温めるところです。
水温が低すぎると、稲の育ちが良くないために、こうした池が造られます。
入り口が複雑なのも、冷たい水が勢いよく出口に向かうことを防ぎ、池でしっかり温まってから出ていくようにするためです。
また出口の仕組みは、温まった水が表面に上る性質を利用して、表面の温まった水を用水路に流すためのものです。
水温が低すぎると、稲の育ちが良くないために、こうした池が造られます。
入り口が複雑なのも、冷たい水が勢いよく出口に向かうことを防ぎ、池でしっかり温まってから出ていくようにするためです。
また出口の仕組みは、温まった水が表面に上る性質を利用して、表面の温まった水を用水路に流すためのものです。
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