9.水はどうやって川に流れこむの?(3)
9.水はどうやって流れるの?(3) ー ポンプの力で
(1)堤防の近くにある建物
排水路を追っていったり、川の近くに行ったりした時に、左の写真のような建物があることがあります。
これは排水機場(排水ポンプ場)といいます。
注意 !!…勝手に入らないこと。見学などしたい時には、先生を通じて、帯広開発建設部・治水課まで連絡してください。 電話 0155-24-4105
(2)水が川に流れこまないと
川の水が増えた時、畑や住宅地にあふれてこないよう樋門(→ 参照)のとびらをしめます。
しかし、とびらをしめれば、人が暮らす側の水を川に流し出すこともできず、だんだんたまっていってしまいます。
しかし、とびらをしめれば、人が暮らす側の水を川に流し出すこともできず、だんだんたまっていってしまいます。
樋門のとびらをしめると、人が暮らす側の水が、出ていかない。 | 水を十勝川に流し出すことができず、湖のようになった茂岩(豊頃町)。(昭和50年(1975))(「十勝川 写真で綴る変遷」 より) |
(3)ポンプの力で水を出す
こうした時には、樋門のとびらをしめたまま、ポンプの力を使って水を流し出します。
排水機場には大型の水くみポンプがあり、川の水が多い時でも、畑や住宅地の水をくみ出せるようになっています。そのほか、救急排水施設には取りはずしのできるポンプがあり、同じ役目をします。