ことばの説明(ハ行)
ことばの説明(行リスト)
は
排水(はいすい)
地表や地中、あるいは施設内などから多すぎる水やいらない水を排除(はいじょ)すること。
廃水(はいすい)
使った後の捨てる水。
配水管(はいすいかん)
上水(上水道水)を供給する管のこと。ちなみに送水管(そうすいかん)は、水道施設の場合、浄水場(じょうすいじょう)から配水池まで水を送る管。配水管から分かれ各家庭に至る水道管は給水管(きゅうすいかん)という。
排水機場(はいすいきじょう)
洪水(こうずい)により川の水位が上がり、堤内地(ていないち)から自然に排水(はいすい)しづらくなってたまった雨水を、大型ポンプで排水するための施設(しせつ)。
排水処理(はいすいしょり)
流し出す水をできるだけきれいにすること。
配水池(はいすいち)
水の使用量は時間によって変わるので、それに対応できるように水をためておく池。農業用の場合、ファームポンドともいう。
配水路・配水幹線(はいすいろ・はいすいかんせん)
配水池から、農地近くの分水栓や給水栓まで水を送る水路。
配電線(はいでんせん)
配電用変電所から家庭などに送られる電気のための電線。
鋼(はがね)
炭素を含む量が2パーセント以下の鉄。炭素の量によってかたさなどの性質が種々に変化する。鋼鉄(こうてつ)。スチール。
発電(はつでん)
電気を起こすこと。
発電所(はつでんしょ)
水力・火力・原子力・地熱・風力・潮力などを利用して発電機を回転させ、電力を発生する所。
馬鈴薯(ばれいしょ)
ジャガイモの別名。
馬鈴薯施設運営協議会(ばれいしょしせつうんえいきょうぎかい)
効率よく大量にでんぷんができるよう、複数の農業協同組合(農協、JA)が集まって、1つのでんぷん工場を運営している、その集まり。
晩成社(ばんせいしゃ)
北海道開拓(かいたく)を目的とした農事会社。下帯広村(しもおびひろむら:今の帯広市)に明治16年(1883)入植した。幹部は依田勉三(よだ べんぞう)、鈴木銃太郎(すずき じゅうたろう)、渡辺勝(わたなべ まさる)の3氏。
氾濫(はんらん)
水があふれ出ること。
ひ
微生物(びせいぶつ)
目に見えないほど小さな生き物のこと。
肥培かんがい(ひばいかんがい・肥培灌漑)
かんがい用水に牛舎などから出るふん尿を混ぜて牧草地などの畑にまくこと。
樋門(ひもん)
排水(はいすい)や取水をするための堤防(ていぼう)をくぐる水路で、洪水(こうずい)の流入を防ぐとびらがついている。
表流水(ひょうりゅうすい)
地表を流れる水。(⇔地下水・伏流水〈ふくりゅうすい〉)
ふ
ファラデー(マイケル・ファラデー)
イギリス人(1791~1867)。 ほとんど教育は受けず、14歳で製本屋に住みこみの仕事に出され、自分で勉強した。その後ロンドンの王立研究所の助手となる。1831年中空の円筒(えんとう)に導線(どうせん)をまいたコイルの中に、棒磁石(ぼうじしゃく)を入れたり出したりすることでコイルに電流が流れることを確かめた。そのほか電気分解の法則でも知られる。
ふ化(ふか・孵化)
卵(たまご)がかえること、または卵をかえすこと。
ふ化器(ふかき・孵化器)
卵(たまご)がふ化するまで育てる器具。サケの場合は、受精(じゅせい)した卵をふ化直前まで育てる水そう。
伏流水(ふくりゅうすい)
地表を流れる水が、一時的に地下にもぐって流れるもの。川の砂利層(じゃりそう)の中や、かつて川だったところの砂利層に多い。
ブレーカー(アンペアブレーカー)
一定以上の電気が流れると電気を止めるしくみ。
分水界(ぶんすいかい)
雨水の流れを分ける境界のこと。山脈の場合は分水嶺(ぶんすいれい)という。
へ
ヘクタール(ha)
面積の単位で1ヘクタールは100m×100mの広さ。
変圧器(へんあつき)
交流電圧を上げたり下げたりさせる装置。トランス
変電所(へんでんしょ)
発電所を出発した電気の行き先をふり分けたり、電圧(でんあつ)を調節するところ。
ほ
方位磁石(ほういじしゃく)
方位(東西南北)を確かめるために、磁石(じしゃく)が北を指す性質を利用した道具。
ただし、方位磁石は正確には北を指していない。ズレは場所によってちがう。国土地理院(こくどちりいん)の地形図(ちけいず)にはその図の場所で、どれくらい磁石の方位がずれているかが、書いてある。例えば1/25,000地形図「十勝川温泉」には「磁針方位は西偏約8°30'」と書かれている。これは磁石の指す方向は北より西(地図上で左)の方へ約8.5度ずれているという意味。
ただし、方位磁石は正確には北を指していない。ズレは場所によってちがう。国土地理院(こくどちりいん)の地形図(ちけいず)にはその図の場所で、どれくらい磁石の方位がずれているかが、書いてある。例えば1/25,000地形図「十勝川温泉」には「磁針方位は西偏約8°30'」と書かれている。これは磁石の指す方向は北より西(地図上で左)の方へ約8.5度ずれているという意味。
飽和水蒸気量(ほうわすいじょうきりょう)
空気がふくむことのできる水蒸気の量には限度があり、そのときの水蒸気の量を「飽和水蒸気量」という。この量は温度によって変わり、30℃の空気は、5℃の空気の約4.5倍の水蒸気をふくむことができる。
参考
「大辞林 第二版」松村明・三省堂編修所 編、三省堂、1999
「広辞苑 第三版」新村出 編、岩波書店、1983
※ その他「川について知るために(2)」に掲載した書籍・資料・WEBページなど
「広辞苑 第三版」新村出 編、岩波書店、1983
※ その他「川について知るために(2)」に掲載した書籍・資料・WEBページなど