3.どうやってサケを増やすの? (2) 子どもを育てる
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サケの増やし方と川との関係
3.どうやってサケを増やすの? (1) 子どもを育てる
(1) 卵の間も世話をする
受精した卵は、ちょうどいい量の地下水が流れる水そう(ふ化器)に入れられます。
1ヶ月ほどで眼ができる(発眼する)と、死んだ卵と受精していない卵を取り除きます。さらに1ヶ月ほどして、ふ化(卵がかえる)直前になると、「養魚池」に移します。
1ヶ月ほどで眼ができる(発眼する)と、死んだ卵と受精していない卵を取り除きます。さらに1ヶ月ほどして、ふ化(卵がかえる)直前になると、「養魚池」に移します。
(写真をクリックすると拡大します)
受精した卵。
眼ができた卵。
受精した卵を管理するふ化器。地下水が流される。
(札内さけますふ化場)
(2) 成長に合わせて池を変える
養魚池の中には砂利がしいてあり、生まれたての魚(仔魚)が、かくれることができるようにしてあります。仔魚は光をきらうので、池は建物の中で真っ暗にしてあります。
サケの仔魚は、おなかに栄養の入ったふくろ(臍嚢)をつけてこれで育ち、エサはとりません。
サケの仔魚は、おなかに栄養の入ったふくろ(臍嚢)をつけてこれで育ち、エサはとりません。
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ふ化したばかりのサケが育つ養魚池のある建物。(左下)サケの仔魚は光をきらうので、
養魚池の窓は光が入らないようにしてある。(札内さけますふ化場)
サケの「仔魚」。
(写真:独立行政法人 水産総合研究センターさけますセンター)
ふくろがなくなった「稚魚」。飼育池に移されエサを食べる。
(3) 稚魚はエサで育てられる
仔魚は、2ヶ月ほどで自分でエサをとることができるまでに育ち、砂利の間から出て泳ぎ出します。これを「稚魚」といいます。
稚魚は「飼育池」に移されて、エサをあたえられます。始め0.4gくらいだった稚魚が、1~2ヶ月で1gほどに成長します。
注意 !! …見学などの時は、あらかじめお願いして許可をもらってからにしましょう。作業のじゃまをせず、お礼をきちんとしましょう。ただし、養魚池は光を入れることができないので、見ることができません。
稚魚は「飼育池」に移されて、エサをあたえられます。始め0.4gくらいだった稚魚が、1~2ヶ月で1gほどに成長します。
注意 !! …見学などの時は、あらかじめお願いして許可をもらってからにしましょう。作業のじゃまをせず、お礼をきちんとしましょう。ただし、養魚池は光を入れることができないので、見ることができません。
稚魚が育てられる飼育池。(札内さけますふ化場)
参考
協力・問い合わせ
社団法人 十勝釧路管内さけます増殖事業協会 0155-25-0722
独立行政法人 水産総合研究センター さけますセンター 帯広事業所 0155-64-5221
独立行政法人 水産総合研究センター さけますセンター 帯広事業所 0155-64-5221