4.どうやってサケを増やすの? (3) 放流する(2)
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サケの増やし方と川との関係
4.どうやってサケを増やすの? (3) 放流する(2)
(4) 増えたサケ
サケを人間の手でふ化させることは、かなり前から行われています。十勝でも、 明治時代末の1900年ころから始まっています。けれども、なかなかサケは増えませんでした。
しかし、昭和45年(1970)ころから、稚魚の飼育などのふ化技術が向上し、サケの数が増え始めました。
今では、北海道全体で4,000万~6,000万尾くらいのサケが帰ってくるようになりました(年によって変わります)。
しかし、昭和45年(1970)ころから、稚魚の飼育などのふ化技術が向上し、サケの数が増え始めました。
今では、北海道全体で4,000万~6,000万尾くらいのサケが帰ってくるようになりました(年によって変わります)。
川で生まれ、海で育ったサケを食べる
サケは川で生まれ、海へ下り、ベーリング海まで行って大きくなり、再び生まれた川に帰ってきます。
その多くは、北太平洋で育った後、帰ってくるところでとらえられ、私たちの食たくに上ります(※解説)。
また、川に上ったサケも、とらえられたり自然に産卵したりした後、冬をこさずに死んでしまいます。
しかしこうしたサケの命は、ある時は新しいサケの子どもとして、またある時は私たちの体となって生き続けます。
サケを通じて、私たちも川や広大な北太平洋と、つながっているのです。
その多くは、北太平洋で育った後、帰ってくるところでとらえられ、私たちの食たくに上ります(※解説)。
また、川に上ったサケも、とらえられたり自然に産卵したりした後、冬をこさずに死んでしまいます。
しかしこうしたサケの命は、ある時は新しいサケの子どもとして、またある時は私たちの体となって生き続けます。
サケを通じて、私たちも川や広大な北太平洋と、つながっているのです。
解説 食たくに上るサケ
食料品店で売られている「サケの仲間」には、サケ(シロザケ)ではないものもある。例えば
「トラウト・サーモン」などは、主に海外で養殖(ようしょく)されたニジマスである。
食料品店で売られている「サケの仲間」には、サケ(シロザケ)ではないものもある。例えば
「トラウト・サーモン」などは、主に海外で養殖(ようしょく)されたニジマスである。
参考
「サケ・HTBまめ本60」木村義一 著、北海道テレビ放送、1998