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6.十分な水道水を確保せよ - ダムを造る(利水工事3)2

6.十分な水道水を確保せよーダムを造る(利水工事3)(2)

(3) 水を引くために水をためる…せき

水道用の水は、ダムの湖から取られているのではありません。 
札内川ダムの下流7キロメートルに、せきを造って水の高さを上げ、取り入れ口から水路につなげました(このせきからは、農業用水も引かれています)。
水は「なかとかち浄水場」に送られて、ゴミを取り除かれ消毒されます。その後、各市町村に送られます。
写真や表をクリックすると拡大します
札内川上流部で水を取るところ。
約10キロメートル
中札内村・上札内にある、なかとかち浄水場(ワックアプラザ)。水をきれいにして各市町村に送る。
参考:「みずのたび」(十勝中部広域水道企業団)



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水が送られる市町村と、 浄水場からの距離。(配水池までの水路延長)

(4) 川の水量も調節

札内川ダムは、水道用水・農業用水をためるほかに、山に降った雨を一時的にためて洪水を調節(軽減)したり、水の力で電気を起こすこともできます(このように、いろいろな役目を持つダムを、多目的ダムといいます)。
また、札内川はその名前(「サツナイ」は、アイヌ語で「涸れる川」)のとおり、雨が少ない時には水の流れが見えなくなります。札内川ダムは水の量を調節することで、できるだけいつも水が流れるようにして、川の生き物がすみやすいように工夫しています。
 

写真をクリックすると拡大します
大雨の時洪水をおさえるために水をため、雨の量が少なくなって放流する札内川ダム。

(5) より良い川のために

こうして札内川ダムは、豊かな水道水を確保し、洪水調節や農業用水の確保、発電など、暮らしのために大きな役割を果たしています。
ただ一方で、魚が上れなくなってしまったり、ダム湖ができたことでそれまであった陸上の自然が失われたりもしました。
そこで、ダムのまわりに自然にある植物を増やすなどして、環境が良くなるような工夫をしています。
みなさんも、いい方法を考えてみてください。
ダム工事が始まる前のようす(昭和61年〈1986〉)。

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お問合せ先

治水課

  • 住所:北海道帯広市西5条南8丁目
  • 電話番号:0155-24-4105

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