十勝川相生中島地区川づくりワークショップ|平成14年度 第5回(平成15年3月17日)
十勝川相生中島地区川づくりワークショップ
<日 時>平成15年3月17日(月曜日)18:00~20:15 <場 所>帯広市 寿御苑 2階「鳳凰の間」 <内 容> 1.グループ討議 2.グループの意見・提案の整理 3.グループ発表 4.講評とまとめ |
第5回ワークショップでは、メンバーがA・B・Cの3グループに分かれ、「川づくりに必要な自然環境について」をテーマに、相生中島地区のゾーニングをすることを目的として、意見交換を行いました。各グループからグループリーダーを選出し、討議された意見・提案を発表してもらいました。
Aグループ
Aグループでは、川づくりに必要な自然環境を整理して、意見交換を行ったのち、ゾーニングを行いました。ゾーニングのイメージとして「自然環境の保全」「自然環境の活用」に分けられました。「自然環境の保全」では、【混合林】【ハルニレ林】【ケショウヤナギ林】【草地】【左岸】【小水路】【合流点】【本川部】を対象ゾーンとし、「自然環境の活用」では、【サイクリング】【体験学習】【公園】【風景】【レクリエーション】を対象ゾーンとしてゾーニングが行われました。
Bグループ
Bグループでは、相生中島地区の自然環境や動植物について、生息数や生息条件などのデータもゾーニングを考える上で必要ではないかという意見が出されました。そのため、ゾーニングを行うための前提条件について意見交換が行われ、相生中島地区では「自然環境の撹乱」、「自然環境の活用」を重要視してゾーニングを考えていけば良いのではないかという意見が提示されました。
Cグループ
Cグループでは、帯広市街地の治水のために相生中島地区の改修が必要であるということを前提に、川づくりに必要な自然環境について意見を出し合いながら、ゾーニングを行いました。ゾーニングのイメージとして「自然環境の改造」「自然環境の活用」に分けられました。「自然環境の改造」では、【中島全体】【ハルニレ林】【池】【本川】を対象ゾーンとし、「自然環境の活用」では、【里山】【池】【レクリエーション】を対象ゾーンとしてゾーニングが行われました。
各グループの討議では、相生中島地区のゾーニングという形の中で考えを出してもらいました。
Aグループでは、自然の部分と活用の部分というのものを区別した考えがみられ、活用の部分では観察や散策の整備の方法があるとまとめられました。また、撹乱や自然の治癒力も考えるべきだという意見も提示されました。
Bグループでは、ゾーニングを行うために必要なデータや前提条件について意見交換され、相生中島地区では自然環境の撹乱や活用という条件をもとに、復元や景観保全という形でゾーニングが可能ではないかという1つの指針を提示してもらいました。
Cグループでは、人間と生物が共生できるような考えがみられ、特徴的な考え方としては、中央部に水路を作るのではなくて、池による連続した水路を作るという形で水辺空間を造り、人間ゾーンと生物ゾーンを形成するという具体的な意見を提示してもらいました。
相生中島地区の川づくりは、各グループで出された考えをもとに、これからのワークショップの中で確立していくことになります。
Aグループでは、自然の部分と活用の部分というのものを区別した考えがみられ、活用の部分では観察や散策の整備の方法があるとまとめられました。また、撹乱や自然の治癒力も考えるべきだという意見も提示されました。
Bグループでは、ゾーニングを行うために必要なデータや前提条件について意見交換され、相生中島地区では自然環境の撹乱や活用という条件をもとに、復元や景観保全という形でゾーニングが可能ではないかという1つの指針を提示してもらいました。
Cグループでは、人間と生物が共生できるような考えがみられ、特徴的な考え方としては、中央部に水路を作るのではなくて、池による連続した水路を作るという形で水辺空間を造り、人間ゾーンと生物ゾーンを形成するという具体的な意見を提示してもらいました。
相生中島地区の川づくりは、各グループで出された考えをもとに、これからのワークショップの中で確立していくことになります。
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