十勝川相生中島地区川づくりワークショップ|平成15年度 第1回(平成15年6月21日)
十勝川相生中島地区川づくりワークショップ
<日 時>平成15年6月21日(土曜日)9:50~12:00 <集合場所>帯広市 寿御苑 |
現地見学会は陸上踏査で、主に鳥類観察を目的とし、相生中島地区に生息する動植物の観察や、「ヤナギ林」、「池」、「小水路」等の見学を行いました。
陸上踏査
<日 時>平成15年6月21日(土曜日)12:45~15:00 <場 所>帯広市 寿御苑 2階「鳳凰の間」 <内 容> 1.平成15年度ワークショップ活動計画の説明 2.全体討議 「相生中島地区川づくり計画案の説明」 3.グループ討議 「相生中島地区の環境と治水からみた川づくり」 4.まとめ |
ワークショップでは、全体討議の中で相生中島地区川づくり計画案について説明後、グループ討議でメンバーがA・B・Cの3グループに分かれ、「相生中島地区の環境と治水からみた川づくり」をテーマとし、午前中に行った現地見学会の印象や、相生中島地区川づくり計画案について意見交換を行いました。 ワークショップでは、全体討議の中で相生中島地区川づくり計画案について説明後、グループ討議でメンバーがA・B・Cの3グループに分かれ、「相生中島地区の環境と治水からみた川づくり」をテーマとし、午前中に行った現地見学会の印象や、相生中島地区川づくり計画案について意見交換を行いました。
また会場には、相生中島地区のイメージを把握しやすいように模型の展示を行いました。また会場には、相生中島地区のイメージを把握しやすいように模型の展示を行いました。
また会場には、相生中島地区のイメージを把握しやすいように模型の展示を行いました。また会場には、相生中島地区のイメージを把握しやすいように模型の展示を行いました。
Aグループ
Aグループの現地見学会での印象では、「カワセミが見れて嬉しい」、「中島では人間と動植物との共生を保ちつつ、うまく川の流れを守るような環境をつくれないのかなと思う」などといった感想が述べられました。
川づくり計画案については、「動植物にとって草地も大事な問題。街の近くにある河畔林としてみんなが中に入るか、外から眺めるかその選択は出てくるかもしれない。もう少し有効に活かせるように、治水をすることによってそういうものが保全されていければいいと思う。」などといった意見・提案が出されました。
川づくり計画案については、「動植物にとって草地も大事な問題。街の近くにある河畔林としてみんなが中に入るか、外から眺めるかその選択は出てくるかもしれない。もう少し有効に活かせるように、治水をすることによってそういうものが保全されていければいいと思う。」などといった意見・提案が出されました。
Bグループ
Bグループの現地見学会の印象では、「外来種のウチダザリガニが池にいて驚いた。あの池が洪水などで壊れた時に、その外来種たちが他の河川などに広がっていくのが怖い」、「ここに車を入れるという考えを持ってはいけないと思う。せいぜい相生中島地区に来たい人が車で来て、その人達が迷わない程度の範囲が適当かと思う」などといった感想が述べられました。
川づくり計画案については、「現河川の形状は景観として最高で、そして十勝川にはここで休んでもらうという部分があるから、やはり河畔林は無くしたくないと思う」、「撹乱が起きても許可される場所というのはあまり残ってはいない。システムを守っていかなければいけないと思う。」などといった意見・提案が出されました。
川づくり計画案については、「現河川の形状は景観として最高で、そして十勝川にはここで休んでもらうという部分があるから、やはり河畔林は無くしたくないと思う」、「撹乱が起きても許可される場所というのはあまり残ってはいない。システムを守っていかなければいけないと思う。」などといった意見・提案が出されました。
Cグループ
Cグループの現地見学会の印象では、「ヤナギ林の奥を歩いたが、改めて広いところだと思った」、「奥のカシワ林は結構古いという話なので残したい。」などといった感想が述べられました。
川づくり計画案については、「本当は深い池があれば良いと思っていたが、この池が残って、それこそ深すぎてヨシなどが生えないということであれば、北海道の形をしているとか、色々な形をしている池が真ん中にあればいいと思う」、「全体を通して、下流側の自然は残したい」などといった意見・提案が出されました。
川づくり計画案については、「本当は深い池があれば良いと思っていたが、この池が残って、それこそ深すぎてヨシなどが生えないということであれば、北海道の形をしているとか、色々な形をしている池が真ん中にあればいいと思う」、「全体を通して、下流側の自然は残したい」などといった意見・提案が出されました。
第1回ワークショップでは、川づくり計画案に創意工夫をしていくことが大事だろうという意見などが出され、提示された川づくり計画案について、さまざまな活用の方法やアイディアを出してもらいました。
ファシリテーターの北海道大学大学院 加賀屋 教授からは、何より私達が考えなければいけないことは、これからの整備は整備費用の問題ではなくて、社会が本当に必要だということを第一に考えて、社会をバックに新しい物・画期的なものを作っていくことが必要となっていくだろうと講評されました。
ファシリテーターの北海道大学大学院 加賀屋 教授からは、何より私達が考えなければいけないことは、これからの整備は整備費用の問題ではなくて、社会が本当に必要だということを第一に考えて、社会をバックに新しい物・画期的なものを作っていくことが必要となっていくだろうと講評されました。
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平成15年度 第1回(平成15年6月21日)
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