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足もとに落ちた雨のゆくえと川 5.流れない水はどうなるの?(2) -蒸発する

5.流れない水はどうなるの?(2) -蒸発する

(1)流れる、しみこむ、もう一つ

 例えば洗たく物。干しておけば、水気がなくなってかわきます。
 例えばアスファルトの上にできた水たまり。いつの間にかかわいて消えています。
 このように水は蒸発して、目に見えない形=気体になります。こうなった水を「水蒸気」といいます。
 温度が高いほうが、また空気がかわいている方が、水は蒸発しやすくなります。
 多い少ないは別にして、たまった水でも流れている水や海にある水でも、いつも蒸発しつづけています。
(写真をクリックすると拡大します)
ストーブの上に置かれた蒸発皿。気をつけていないと、
中の水がなくなってしまう。

(2)ふたたび「水」になる水蒸気

 空気には、こうした水蒸気が混ざっています。
 ただ、空気の温度が下がると、ふくむことができる水蒸気の量(飽和水蒸気量)が減るため、余った水蒸気は水のつぶにもどってしまいます。お湯から立ちのぼる湯気も、こうした細かい水のつぶの集まりです。
 水蒸気をたくさんふくんだ(しめった)空気が、高い空に上ったり、冷たい空気の固まりとぶつかったりして冷やされると、細かい水のつぶの集まりができます。
 これが雲(や霧)になり、雨や雪になります。
(写真をクリックすると拡大します)
やかんの熱い水蒸気が、部屋の空気に冷やされてできる湯気

しめった空気が高い空の冷気に冷やされてできる雲。
どちらも細かい水のつぶの集まり。

水の輪 - 水の移り変わりがもたらす絶えない流れ

 降った雨は、しみこみ、流れ、そして蒸発し、雲となり、そしてまた雨となります。
 川や湖の水はいつもそこにあるようですが、こうして 移動しながら形を変え、世界的な広さで回っているのです。 こうした水の移り変わりが、雨や川の流れといった水のめぐみをつくりだしています。
水の移り変わりのイメージ。実際には
遠くの海で蒸発した水が雲となってやってきて、
雨を降らすことが多い。
  (図をクリックすると拡大します)

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お問合せ先

治水課

  • 住所:北海道帯広市西5条南8丁目
  • 電話番号:0155-24-4105

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