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テレビと川をつなぐもの 8.ピョウタンの滝と発電

8.ピョウタンの滝と発電

(1) もとは 発電 ダム だったピョウタンの滝

 ピョウタンの滝は、中札内村の札内川園地の入り口にあり、札内川を代表する観光名所になっています。
 しかしもともとは、昭和26年(1951)から2年以上かけて造られた中札内農協の発電 ダムでした。
 昭和29年(1954)1月、中札内村、大正村(当時)、更別村の750戸に電灯をともすことができました。
「村内一面の家庭の中は夜が明けたように点灯された。一球、一球の光は祭のように賑わった(中札内村史)」と、村に大きな喜びをもたらしました。

(参考:「中札内村史」中札内村史編纂委員会、中札内村役場、1968)
 (写真をクリックすると拡大します)
ピョウタンの滝。札内川、中札内村南札内。

上札内からピョウタンの滝へ向かう途中、右手にある「旧札内川小水力発電所跡」。

道路ぞいにある「旧札内川小水力発電所跡」案内板。

(2) 押し寄せた土石流

 しかし、完成した次の年、昭和30年(1955)7月、すさまじい大雨が札内川上流域をおそいました。
 札内川は大洪水となり、大量の土石流と流木が押しよせました。
 発電所のダムはあっという間に土砂でうめつくされ、発電所の建物もこわれて流されてしまいました。
 発電所の再建は、あきらめられることになりました。

(写真をクリックすると拡大します)
 洪水におそわれる農協発電ダム。昭和30年(1955)7月。

土砂によってうまってしまい、流木が引っかかっている農協発電ダム。昭和30年(1955)7月。
 

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  • 住所:北海道帯広市西5条南8丁目
  • 電話番号:0155-24-4105

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