足もとに落ちた雨のゆくえと川 身近な治水
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身近な治水 -家の周りから考えると
テントに水が入らないように
キャンプをしたことはありますか?
テントを張る時には、まわりにみぞをほります。(ただし、最近のキャンプ場では、みぞをほってはいけないところが多いようです)
みぞの役割は、テントの上に降った雨や、まわりから流れこもうとする水をスムーズに流し、テント内へ入れないことです。
川は自然のみぞですが、もっと水が流れやすくなるように、幅を広くしたり、まっすぐにほり直したりするわけです。
(写真やイラストをクリックすると拡大します)
テントを張る時には、まわりにみぞをほります。(ただし、最近のキャンプ場では、みぞをほってはいけないところが多いようです)
みぞの役割は、テントの上に降った雨や、まわりから流れこもうとする水をスムーズに流し、テント内へ入れないことです。
川は自然のみぞですが、もっと水が流れやすくなるように、幅を広くしたり、まっすぐにほり直したりするわけです。
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テントの上に降った雨や、まわりから流れこもうとする水をみぞに流し、テントに入るのを防ぐ。
水がおし寄せてきたら
テントや家を建てる時には、できるだけ水があまり来ない所に建てるといいのですが、すでに他の人がいる場所などではそうもいきません。周りより地面が低いところにテントや家を建てると、雨の時に水が集まってきます。
また、みぞや川の水があふれると、やがてはテントや家の中にも水が入ってきます。
この水を防ぐためには、家のまわりに土などを盛って囲いを造らなければなりません。
急いで囲いを造る時には、土を入れたふくろ(土のう)などを使います。
また、みぞや川の水があふれると、やがてはテントや家の中にも水が入ってきます。
この水を防ぐためには、家のまわりに土などを盛って囲いを造らなければなりません。
急いで囲いを造る時には、土を入れたふくろ(土のう)などを使います。
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土入りのふくろ(土のう)を積んで、家を水から守る(平成15年十勝川水防演習)。
家の周り、地域の周り、そして…
1つの家だけでなく、たくさんの家や広い農地を水から守るためには、地域全部を「堤」で囲うという方法があります(輪中など)。
さらに、人の暮らすところが広がっているところでは、堤を川にそって造るようになっていきます。
このように、堤防は家の囲いが大きくなったもの、という見方もできます。
さらに、人の暮らすところが広がっているところでは、堤を川にそって造るようになっていきます。
このように、堤防は家の囲いが大きくなったもの、という見方もできます。
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